![]() | ててて まど みちお、片山 健 他 (2006/11) 童心社 この商品の詳細を見る |
この作品には、つい最近出会ったばかり。
でも、これからずっと大切に演じていきたい紙芝居だと思っています。
初めて見たとき、まどみちおさんの詩がこんなふうに紙芝居になるんだと、発見でした。
片山健さんの、抑えめな色使いで描かれた絵が、また素敵で。
ぱっと広げたり、指を閉じてまっすぐにしたり、ぎゅっと握ったり。
手って、とても表情豊か。
私が特に好きなのは、最後の場面。
女の子が、手と手を合わせて祈っている場面。
心がおだやかに、静まっていくような・・・。
が、店の読み語り会で初めて演じたとき、お母さんから「あ、いただきますだね」の声。
あ、そうか!と思い、配達先の園の先生にクラスで演じてもらいました。
「いただきます、って言うたなぁ、子ども達」
やっぱり。
「でも、今の子ども達は、家で仏壇や神棚に向かってお祈りすることがあまりないからかも」とのこと。
なるほど。
そういう意味でも、この紙芝居は大切かなと思うのです。
手と手を合わせて祈る、ということ。
人が人らしいことだと思います。そして、とても美しい。
子ども達にこそ、わかって欲しい、と・・・。
まどさんの詩を、言葉を、ひとつひとつかみしめるように演じたいです。
手に、やさしい気持ちを込めて欲しいと祈りながら・・・。
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